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金属産業

業界の専門知識

FOERSTER社は、60年以上にわたり非破壊材料検査で金属製品の品質、信頼性および精度を支えてきました。弊社は、棒、線、管、異型材、ビレット、レールおよび板などに存在する様々な欠陥の検査に対して技術的および品質的に最高の検査機器を市場に提供しています。

弊社の機器で検査していただくことにより、お客様は高品質の製品を生産することができます。常に新たな技術革新をすることにより、弊社は非破壊検査の未来を積極的に形作っています。弊社は挑戦することを喜びとし、それを乗り越えて新たな標準を設定することを使命とします。

金属産業は、弊社が取り組んでいる様々な検査タスクのある多様な市場です。最も細い電球用の線から大径の油田用のパイプまで、弊社は様々な技術を用いて金属表面を徹底的に検査します。

金属業界の舞台裏を見てみましょう。

使用例

88の鍵盤を2つの手で操り無限の組み合わせを生み出せるピアノは最も複雑な楽器の一つです。しかし、その複雑さはピアノの演奏だけでなく、背後に隠れているメカニック にもあります。音を生成するために特に重要なものは、ハンマーで叩かれることにより振動が生じる、ピンと張られた渦巻状のスプリングワイヤー、いわゆる「ピアノ線」です。このようにして生成される音は、共振体で増幅されます。

比類のない純粋な音を作るために、高品質の材料が要求されます。厳選された原材料に、製造工程で様々な制御や検査を行って初めて、 品質の高いスプリングワイヤーが完成します。例えば亀裂等の材料表面欠陥があると音に悪影響を与え、スプリングを破損する原因にさえなります。

完璧なシンフォニーを奏でるために DEFECTOMATおよび CIRCOGRAPHでスプリングワイヤーの縦方向と横方向表面欠陥を検査します。これらすべては非破壊の渦電流技術により行われ、どんな小さな材料欠陥でも確実に検出することができます。弊社はこのように、目には見えなくとも、完璧なサウンドに貢献しています。

金属の切断や切削加工には非常に硬い耐摩耗性のツール、いわるゆ超硬工具が必要です。タングステンカーバイドと結合金属であるコバルトでできた金属硬質構造のものは超硬合金と呼ばれます。超硬合金を製造するには、金属硬質材と結合材を混合し、細かく粉末状に粉砕します。その砕いた粉を、金型でプレスし焼結します。この場合、結合材が溶融し、カーバイド間の空隙が充填されるまで結合材を加熱します。これによりブランクが生成され、さらにスローアウェイチップやスレッドミルまで加工できるようになります。

超硬合金の品質的特徴は、粒径が均一な焼結硬質金属構造です。 FOERSTER社のKOERZIMATで保磁力と飽和磁化を測定することにより、焼結された複合材料中のカーバイドの均一さや粒径に関する情報を得ることができます。これにより、超硬合金の高い品質要求を満たすことができます。

風力タービン、コンテナ船および石油リグ(掘削装置)に共通しているものは何でしょうか?

これら3つとも構築や製造に厚板を使用しています。板は製鉄所で製造されます。原材料は金属の大きなブロックで、スラブと言われているものです。これを大きな1対のローラーで挟み、徐々にその間隔を縮めていきます。これを所定の板厚に達するまで行います。

この方法は熱間圧延法と冷間圧延法に分けられます。熱間圧延は、加熱状態で材料を圧延処理します。この方法は圧延時により大きな力が必要である場合に使用されます。冷間圧延は低い力での圧延時の場合に使用します。検査された材料のみ造船や風力タービンに使用されるため、圧延後の板には品質検査や探傷試験を行うことが規格で決まっています。

FOERSTER社のDEFECTOPLATE検査システムは、水結合超音波法で板材の積層欠陥を検査、データ収集を行い、検査基準に従って自動的に評価処理します。FOERSTER社によってこれまでに納入した検査幅の最大は5.4 mです。この厚みの板は主に造船や石油リグあるいは化学反応炉や発電所の壁に使用されています。

このように、厚板は様々な分野で使用され、それらの品質の裏にはFOERSTER社の数多くの製品があります。

電車に乗っている時、その上を走っているとほとんど感じられないレールがどのように製造されるかを考えたことがありますか?初期のレールは木製でしたが、今日の鉄道レールは非常に特殊なレール専用の圧延機で製造されています。レールには高い品質要求が課され、何度もの圧延工程で形作られる高品質の鋼のみが使用されます。レールには大きな負荷がかかり、しかも長年にわたって維持する必要があるため、製造時に材料の欠陥を検査することが重要です。

レールの断面形状により、特殊な渦電流検査システムが必要です。そのために、FOERSTER社はセンサーシステムCIRCOSCANを開発しました。これは回転ディスクと探傷電子盤の  CIRCOGRAPHとの組み合わせにより、渦電流法でレールの縦表面欠陥をスキャンします。探傷は完全に非破壊かつ非接触で検査します。この方法で欠陥を早期に検出し処理することができます。縦方向の表面欠陥を検出するために、システムを 探傷電子盤 DEFECTOMATで拡張することができます。このシステムでは、検出コイルにレールを通過させ渦電流を流して検査します。さらにFOERSTER社製品の範囲を広げて、新しい超音波システムではレールの内部欠陥を検出できるまでになっています。このようにFOERSTER社は、レールの品質管理のための完全なソリューションを提供しています。

弊社はあなたのために検査いたします – 列車の旅を楽しんでいただけるように。